愛の記録

ラブフォーエバー

推しを失ったジャニオタが約9年ぶりに新たな推しを見つけた話



推しを大好きだったことを絶対忘れたくないから、書いておきたい。これはわたしが、わたしのために書くブログです。


14年前、ジャニーズの某頭文字6人組グループを好きになった。

6人の中でもいちばん好きな『推し』がいて、幸せだった。あのときわたしは中学生で、初めてジャニーズにハマったものの、周りにはジャニオタはほとんどいなくて。ただ嬉しいことに推しは違えど母親も同じグループのオタクだったので、いつもふたりでテレビを観たりライブに行ったりした。1日の8割りくらいはアイドルのことを考えていて、楽しいジャニオタ生活だったことを覚えている。


さてここで、自分が一番好きなメンバーのことを『推し』と皆言うけれど、ジャニーズ特有だったのか、それとも昔だったからなのか、かつて推しのことは『担当』と呼んでいました(今も言うはずだけど、最近は『推し』の方が多い気がするよ)。

『○○推し』というよりは、『○○担』。なのでかつての推しのことを、ここでは担当と呼ぶことにする。


わたしは担当のことがとても好きだった。歌が抜群に上手くて、ダンスも上手くて、かっこよくて、クールに見せかけて実はすごくバカでわがままでかわいいところが大好きだった。今でもたまに思い出すと、懐かしすぎてすこし苦しい。


その担当は約9年前?10年前?もうはっきり覚えていないけど、アイドルを辞めた。

辞める前、オタクの間で「なんとなくそんな気がする」と言われていたと思う。確かにそれは悲しいほどに納得できた。

笑うととてもかわいいのに笑顔は消え、ファンが嫌がるのをわかっていたくせに常にサングラスで顔を隠して、髪を適当にひっつめていた。態度もあんまり良くなかった。自分のスタイルを突き詰めたいことがひしひしと感じられた。

ここ数年はジャニーズも脱退する人が多くなったけど、当時は今ほど「辞める」が当たり前ではなかったのもあって、彼はとてもバッシングを受けていたと思う。残ったメンバーのひとり(辞めたわたしの担当のシンメでもある)を推していた母もよく怒った。

アイドルもひとりの人間であり、選択の自由があるのは理解していたけれど、なにより自分の担当を失った悲しみでいっぱいで、どうにか残ってくれないかと咽び泣く日々。それでもわたしはやっぱり担当のことが大好きで、彼が幸せで、笑っているならもうそれでいいと思って、彼の新しい道を応援した。今はたまに近況を知るくらいだけど、彼なりに楽しくやっているようだからそれでいい。笑顔が大好きだったから、どうか毎日、笑顔でいてください。


そしてわたしは残ったメンバー5人を推し続けた。

母が推していたから必然的にそうなったというのもあるし、彼らから離れるのは難しいほど、わたしは彼らを愛しすぎていて、常にいて当たり前の存在になっていた。

不幸なことにその後メンバーが2人抜け、彼らは3人になったけれど、今でもわたしは箱推しとして彼らを応援している。ライブがあれば必ず行く。だけど担当のいないグループは、やっぱりかつてほどの愛はないというのが正直なところで。


笑顔が消えた担当。

そのせいか、わたしは『常にファンのことを考え笑顔でいなければならない、楽しませなければならないと理解しているアイドル』をとても尊敬するようになったし、確かにそうあるべきだと思うようになった。

もちろん個人それぞれの考えがあるだろうし、いろいろなアイドルのかたちがあると思うので、まったく強要する意見ではない。あくまでわたしはかつての経験から、アイドルはやっぱり笑顔で、メンバーとファン想いなのが一番だなあと思うようになっていた。もうこの先自分の理想のアイドルには出会わないだろうな、とも。



だけど、2019年3月9日。

友人宅で『超特急』というアーティストのライブ映像が流され、ぼやっと観ていたら、あまりにも楽しそうに笑って踊るひとりのメンバーに目が離せなくなった。

彼は「6号車」「元気担当」の、ユースケくんというらしい。

超特急はメインダンサー、バックボーカルグループという『非アイドル』であり、映像を観せてくれた友人は、今はもうおらず既に脱退した「1号車」「お父さん担当」のコーイチくんが好きだったのだと悲しそうに言った。彼女もまた、推しを失ったオタクだった。

まだ誰が誰なのかまったくわからない中、とにかく楽しそうに踊るユースケくんは、口パクで歌詞を口ずさんでいた。もともとメインダンサー5人、バックボーカル2人と聞いていたし、踊っているのだからどう見てもダンサーぽかったけれど、「この子ってボーカル?」と思わず聞いてしまうほど。それくらい、表情豊かで楽しそうだった。

みんなのダンスが上手すぎて、歌が上手すぎて、帰る頃には7人全員の名前を覚えて、帰りの電車内でApple Musicで超特急の名前を検索して早速聴いて、もうそれからはその名の通り超特急スピードでハマっていった。


超特急。誰〜。韓国のグループ?そんな気がする〜…3年前とか、たぶん昔の印象はそんな感じだったと思う。

超特急。もともと7人組で、現在は5人組。メインダンサー バックボーカルグループ、アイドルではないらしい、超特急という名の通り1人ずつ「○号車」と呼ばれ、ファンのことは「8号車」と名付けられている。

思っていた100倍歌が上手くて、いろんな曲があって、ワイワイしていて、ダンスが爆裂に揃っていてかっこいい…これが初めて観たときの印象。

超特急〜!!!めっちゃ好き〜〜いつもありがと〜〜絶対絶対売れてくれ〜〜!!!!!!が、ここ1年間の気持ち。まさかこんなに、大好きになるなんて。


ユースケくんかわいいなと思ってからのわたしは早く、友人は布教のチャンスを逃すまいと毎日YouTubeの動画を送ってくれた。こんなきたねえ画質で見てられるか!!!と思い、超特急を好きになって6日目でとりあえず円盤を一枚買ったのは、正しい判断だと思う。

わたしの推し、6号車 元気担当 イメージカラーは黄色、ユースケくん。24歳。リアルの世界では初めて年下にハマったから、もう親のような気持ちでみているんだけど(実際ちょびっとしか年は離れてない)、とにかく一生懸命で、泣き虫で、まじめで、とっても優しくてかわいくてかっこいい子です。

初めてみたとき、上がり眉、大きい瞳、鷲鼻、赤ちゃんみたいな唇がかわいいお顔が爆裂にタイプだったのと、曲によって表情がくるくる変わるところがすごく印象的で、なんてアイドルの才能がある人なんだろうと思った(非アイドルとはいうものの、やっていることはアイドルに近い)。

元気担当ということでめちゃくちゃうるさいし変顔連発だし奇声上げるし、えっなに?!うるさ!!!って最初思ったんだけど、な〜んか、この子絶対普段からこんなタイプじゃないでしょ?って、好きになって2週間くらいの超ド新規のとき、生意気にもなんとなく直感した。それをおずおずと友人にLINEしたら、「待って せやねん そのとおりやねん」と長文の返事がきたの、懐かしいな。

ユースケくんは大人しくて目立たないような子だったらしくて、ネガティブで、泣き虫らしい。実際数々の円盤や動画を観てると、めっちゃ泣いてる〜!!!って思った。めっちゃ泣いてる。

担当を決めるにあたって思いついた『元気担当』、そう言うことでそうあり続けられるように頑張ってるんだって、メンバーとファンがいるから自分がいるんだって、常に感謝してばっかりのとっても優しくて思いやりのある、超〜〜いい子なんだって知ったら、もう…めちゃくちゃ好き!!!絶対この子の夢叶えてあげたいし、応援していきたい、幸せにしたい!!!ってわたしは誓ったんです。


そんなユースケくんを好きになって3ヶ月が経った2019年の6/10、超特急CDデビュー7周年の夜、彼は膝の負傷などの理由で休養することが発表された。

わたしは丸一週間めちゃくちゃに落ち込みまくってえらいこっちゃになり、嬉しいとか楽しいという感情が完全に死んでしまった。きっと彼のことだから、精神の方が苦しいに決まっている。他のメンバーはそれぞれの想いやファンへの優しい言葉を書いてくれたけど、わたしはしばらく元気が出ず、本人が今どんな気持ちでどんな状態なのかはっきりとわかるまでは、絶対元気が出ないんだろうなと思った。

でもなんと、休養発表から一週間経って、ユースケくん自身がブログを更新してくれて。つとめて明るい文章で、それがたとえわたしたちを安心させるために書いてくれた言葉だとしても、わたしはやっと心から安心して、「大丈夫だ、絶対戻ってくる」と前を向けたのでした。本人の言葉ってすごいね。魔法じゃん、ってブログを読みながら号泣した(魔法のくだりは笑うところです)。


だけど昨年の11月頃に、ユースケくんは膝の負傷だけでなく「心の病気」も抱えていること、そして2020年の6月いっぱいまでお休みをもらうことが発表されて、わたしはますます不安になった。

期間を設けることで、余計にプレッシャーになるんじゃないかって。なんとなくそうだろうと思っていたけれど、きちんと公式から「心の病気」という言葉がでてきたことにあらためてショックを受けたし、この世でいちばん幸せになってほしい人が、なんでこんなに苦しんでいるんだろうって、世界を呪いたかった。


推しを信じたい。絶対戻ってくる、大丈夫。

だけどやっぱりとてもつらくて、5人だけの写真が出たとき、新曲が出たとき、円盤が出たとき、ライブが発表されたとき、気が狂いそうなほどきつかった。超特急は6人なのに、なんでなんでって。もちろん前に進まないといけないことはわかっているし、新曲は超良かったし、ライブ配信を観るためにWOWOWに加入したし、会場先行発売のCDを買うためにチケットもないのに城ホに行ったりした。そう、みんなのことは大好きだけど、でも黄色がいない、ユースケくんがいない。それに慣れることはなかった。


とにかく過去の映像や画像をあさりまくって、毎日推しが元気に過ごせますようにと祈って、不安定な日々が続いていたけれど、推しをみている時間は本当に幸せで、元気をもらえて、ユースケくんが帰ってきたら絶対にファンクラブに入ってライブに行くんだ!と意気込んでいた。

いろいろなんとなく一緒に見てくれていた母も、昨年末くらいから自らYouTubeでPVや音源をチェックしてくれるようになって、「ライブ行ったら誰のペンラ振ろう?」と言ってくれるようになって、最初は不安だった6月末までの休養も、ああ7月になればきっと大丈夫だ、信じようと思える日々も増えてきたりして。




だけど、2/29いっぱいで、ユースケくんは超特急を脱退することになった。


いつもより遅くなった仕事の昼休憩から戻ろうとして、あと10分で戻らないとだけど公式のTwitterだけ見ておくかあ〜と思ったら、脱退という文字が飛び込んできたときの衝撃。冷や汗、まったく繋がらないサイト、動悸と目眩、休憩時間がもう終わる、なのに動けない。たぶん、一生忘れられないと思う。

その日の仕事終わりは、マスクの中が涙と鼻水でぐしょぐしょになるのも構わず、泣きながら電車とバスに乗った。震える手で、わたしに超特急を布教してくれた友人にLINEを打った。


こんな未来もあるかもしれない、覚悟はしていた。休養も延びるかもしれない。辞める可能性もないわけじゃないって覚悟していけど、急な知らせにただただ泣いた。ひたすらに悲しくて、同時に、めちゃくちゃに大好きだってあらためて実感して、ますます泣いた。涙を垂れ流しながら家に帰ると、わたしの顔を見ても驚かなかった母がいて、ああもう知っているんだなと思うと、大声を上げて泣き崩れてしまった。


超特急を好きになった去年の3/9から、ユースケくんが休養することになった6/10まで、わたしはほんの3ヶ月しかリアルタイムの彼を知らない。休養から脱退まで、約9ヶ月。待っていた期間の方がよほど長いのに、日に日にユースケくんを好きになる気持ちは増していて、もうなくてはならない存在になっていた。なのに一度も生で観ることがないまま去ってしまった。絶対絶対、6人のライブに行きたかった。生のユースケくんをみたことがある人が羨ましくて死にそうだった。こんなに大好きなのに、一度も会えないまま終わってしまうのか。



でも、悲しいと同時に、ひたすらに、ありがとうの気持ちでいっぱいだった。


出会えたことが嬉しかった。約1年間、毎日幸せだった。つらいことが多すぎたけど、それでもユースケくんを推していて、本当に幸せだった。それが嬉しくて、でも悲しくて、わけもわからずずっと泣いた。毎日泣きながら眠って、起きて仕事に向かう途中のバスと電車でずっと泣いて、仕事中もふとした瞬間に涙が滲んで、帰る電車とバスの中で泣く。

3日ほど繰り返して、はたしてこれまでと何が違うのだろうと思った。わたしは待つことにあまりにも慣れすぎていたし、今までと同じように5人の彼らを見ながら、6人とか7人時代の映像を見返したりして、ユースケくんが毎日元気で過ごせますようにと祈る日々と、なにが違うのだろう。これまでの日々がただ変わらずに続くだけのような気がして、実感がわかなくって、涙が逆にひっこんだりした。

でも、もうコールは言えない。公式で黄色のグッズが売られることはない。完全に公式から「ユースケ」という存在が消えるのだ。脱退って、そういうことだった。


わたしは知っている。

残ったメンバーのライブに、いなくなったメンバーのうちわ、イメージカラーの法被(時代を感じるね)を身につけたオタクが白い目で見られていたことを。わたしも担当を失ったオタクだったけど、辞めた担当のうちわを会場で見ると微妙な気持ちになった。他のオタクがいい顔をしないこともわかっていたし、わたしもうちわを持つのはもう違うと思っていたし、なによりいないメンバーをみることは、残ったメンバーにとってもつらいことだと感じたから。

やめろとは言わない、とても言えない。自由だと思う。けどわたしはあの空気を知っているから、今後超特急のライブに行っても、黄色のペンラは振れないし、ユースケくんの名前を叫ぶことはできないだろう。こんなに好きなのに。少し前まで、ここにいたのにね。


ジャニーズの自担グループに心身的な問題で脱退した人はいなかったから、今回こんなにも残ったメンバーとスタッフさんに愛され、そしてなによりファンである8号車から愛され、前向きな応援、さよならをされていることに驚いた。推しが愛されている事実が嬉しかった。でも、もう会えない。脱退してひとりで活動していくわけでもない。これからどんな風に生きていくのか、みることはできない。それがとにかくつらくてつらくて、ひたすらに涙が出て、残ったメンバーを応援する気持ちに変わりはないけれど、未来を見据えた言葉や8号車の明るいコメントを見ることはやっぱりつらかった。

推しを失ったオタクの気持ちは、同じく推しを失ったオタクにしかわからない。不謹慎だけれど、もし今回脱退していたのが推しじゃなくて、別のメンバーだったなら。それでも死ぬほど悲しかっただろうけど、残った推しに一生ついていくねと泣きながら笑えただろう。推しを失うということは、そういうものなのだ。


2/29、ユースケくん超特急最後の日。

夜に更新されたユースケくんのブログ。出かけていたわたしは、帰りのバスの中でまた大号泣した。嗚咽を堪えきれず隣の人にガン見されながら、ありがとうありがとうと心の中で何度も感謝して、どこか救われた気がした。やっぱり推しの言葉は魔法なんだ。

そして、ああどうか、謝らないで。ユースケくんが誰よりも超特急を、8号車を愛していたことは、みんなが知っているから。そしてわたしが大好きなあなたを、あなたが嫌いませんように。どうか愛してあげて。わたしたちをこんなに幸せにしてくれたあなたを、今度はあなたが幸せにしてあげてください。


わたしは約2年前、短い間だったけど爆裂ブラック企業に勤めていて、心身がボロボロになったことがある。パワハラとセクハラ、ホテル暮らしで週末しか帰れない日々、毎日泣いて過ごしていた冬から春の始まり頃。特に3月はその思い出がつらくって、そんな日々を思い出すのが怖くて、1年前、わたしは3月を迎えることが恐ろしかった。

でも、心がまた死んでいきそうになる中で、超特急に出会った。おかげでわたしは去年の3月、無事に生きることができた。超特急に出会っていなければ、毎日あの頃を思い出して苦しんだだろう。布教してくれた友人には本当に感謝している、ありがとう。

だからわたしは、ユースケくん、超特急に救われたんです。毎日とっても幸せだった。今度はみんなが幸せになる番だよ。


思い返せば、ツアー中に発表された休養。ツアーというかライブって、アイドルからしてもオタクからしても、いちばん幸せな時間だと思う。少なくともユースケくんはそうだと、昔のブログなんかでひしひしと伝わってくる。そんなライブ中に休養を発表するってことは、もちろん膝のことはあったにしろ、もう限界だったんじゃないかなって。ファンとあんなに近い中で、限界だった。じゃあ誰が彼を元気にできるんだろうと考え始めたら、それはとても難しいことなのかなと思ってしまったことは数えきれない。

あのとき笑顔じゃなかったな、もしかして、とか、考え出したらキリがなくて、もうめちゃくちゃ。でも結局、本当のところは本人にしかわからない。わたしたちが勝手にあーだこーだ考えたところで、本人にしかわからないのだ。無駄に自分を苦しめているってわかっているくせに考えるのを止めることができなくて、愚かだねと笑ってほしい。


でもとにかく、彼が決めたことだから。

あんなに超特急と8号車が大好きなユースケくんが決めたことだから。戻ってきてとか、考え直してとか、それでも待ってるとかはまったく思わない。ひたすらに悲しくて、ひたすらに大好きとしか、今は言いようがない。

ユースケくんは本名を「福田佑亮」というのだけど、3月を迎えて、「佑亮くん」と書くようにしたら照れちゃった。カタカナで決まっているのに漢字やひらがな呼びって、ちょっと厄介オタクっぽいじゃん!と思っていたから笑


超特急のことはこれからも応援し続けます。

夢のドーム。何度もジャニーズの自担グループのライブで行った場所。あの場所は全然当たり前なんかじゃないって、超特急を知って気づいた。だから夢を一緒に叶えたい。ファンクラブに入るタイミングはちょっと逃したけど、ライブは今年中に行きたいとは思っています。それに今さらファンを辞めますと言えないほど、わたしは彼らを愛しすぎていたよ。超特急がいない生活が、もう思い出せないんだよね。

ただ、超特急を脱退しても、6号車はユースケくんだよって、わたしはちょっと言えない。6号車はもちろんユースケくんなんだけど、今の超特急にとって1号車が過去の話であるように、これからの超特急にとって6号車も過去の話になる。忘れちゃいけないのは、残ったメンバーがオタクよりもきっとずっとつらいってこと。わたしはこれまでのジャニオタ人生で痛いほど学んだ。つらい中グループを続けてくれる、残ったメンバーには尊敬の念しかないです。

6号車は未来にもういないけれど、佑亮くんはこれから8号車。そう思うと、ああちゃんとこれからも彼は超特急だって納得できて、わたしが今後超特急のライブに初乗車するときは、ピンクのペンライトを持とうかなって。ピンクは8号車の色。佑亮くんは8号車になったから。(とか言いつつ、一生6に縛られるのはわかっている。)


きらきらで大きい瞳、まつげが濃くて長い。左はぱっちぱちの平行二重、右は末広二重なところがアシンメトリーで、左右で表情全然違うよね。凛々しくて形のいい眉毛、前髪分けたり上げたりして眉毛が見える方が好きだった。3.8センチの高さの鷲鼻、大好き。鷲鼻フェチにはたまらなかった。左の小鼻にほくろがあったね。そして唇の形がめちゃくちゃかわいい、赤ちゃん!上唇ふにゃ、口角きゅってなってるの。下唇のボリューム、薄めの上唇とのコントラストが最高。口開けて笑うと左右の上歯茎がきれいに見えて完璧なハートのお口の笑顔になるんだ〜。話す時に少し右に歪むところも好きだった。とにかくミケランジェロが父かと疑うお顔の造形美。

左の首筋にあるほくろが見えるとにやにやした。驚くほど腕の筋肉があって、ばきばきの腕の血管、男の子らしい手。なぜか人差し指と中指がふにゃっと曲がってるピースサイン、かわいかった。ずっと貫いた黒髪、目の上くらいの長さでちょっと分けておでこが見えるくらいが好きかな。

めちゃくちゃ笑うと柴犬と同じ顔になって、泣くと目が上がってますます柴犬。眉毛下げて目をぼんやり開いて、ほえ?みたいな顔も好き。

ふわふわだけどざらざら(?)してるあんまり聞いたことない声、第一声が超高くて。でもたまに低くなるときはかっこよかったね。ちょっと舌が長くて甘えたような話し方がかわいい。爆笑すると高音で「タタタタ!」みたいな笑い方するの、こっちもつられて笑っちゃう。

ゆるキャラが好きすぎるところは女の子みたいだったなあ。ユースケくん自身がゆるキャラみたいなのに笑 文字がまるまるなところ、絵が最高にかわいいところも好き。

SNSとかの文章がたまにGoogle翻訳みたいな文体で、文法とか単語とか読んでて不安になるくらいおもしろかった。一生懸命なのが伝わる文章、元気が出る。日常の小さな幸せを感じていて、SNSはよくそれが伝わってきたよね。ファンのコメントや音楽聴いて、すぐに泣いてしまって感受性豊かだよな〜。ごはんモンスターでとにかく食べるの大好きなところも最高。わたしもご飯食べるの大好きだから負けないよ!

頑張ってみたけどぜんぜん面白くないギャグ、その後の困った顔や笑顔も好き。なにより頑張ったギャグよりも本人が一番おもしろいんだけどね。めちゃくちゃ努力家で、反省をしっかりして乗り越えるべきものを理解して努力する姿、見習いたい。でも頑張りすぎるのはだめだよ。弱くてすぐ泣いちゃってメンタルが豆腐なところも、すごく愛しい。

好きなものをとことん愛してる、あったかいラブ。愛情深くて家族ファースト、そしてメンバーが大好き、8号車が大好きなところが、わたしたちも大好きだよ。

お手本のような美しいダンス、ぶれがなくて体幹がしっかりしていて、誰よりも目で追ったユースケくんのダンスは忘れない。ボーカルと勘違いしそうなほど楽しそうに口パクで歌っているところ、みてると幸せになる。ダンス中の感情表現…満面の笑顔、優しい笑顔、泣きそうな笑顔、悲しい顔、苦しい顔、泣きながらのダンス。想いがいっぱいいっぱい伝わる最高のダンサーだった!わたしの理想が、ぜんぶぜんぶユースケくんに詰まっていたよ。


身の周りには黄色があふれていて、スマホケース、くまのぬいぐるみ、洗い物用のゴム手袋、歯ブラシ、ヘアブラシ、換気扇カバー、パン柄のタオルとか。今部屋をパッと見渡しただけでもたくさんあるよ。こんなの、ユースケくんのこと忘れられるわけがない。

気持ちがしんどい仕事終わりにはお気に入りのちょっとリッチなパン屋さんに寄ることも、今じゃ当たり前になったね。わたしの誕生日が2/6だから昔から2と6はラッキーナンバーなんだけど、職場のロッカーが326だったり、たまたま見る時間が「26分」なのが多すぎたり(多い日だと1日5回くらい)、なにかと6がわたしについてくるよ笑 しかも書いている今ね、時計見たら1:26なの。偶然にしてはあまりにも6が多すぎるから、これは運命だなあと思うようにしてる!笑うところです!

だからわたしはユースケくんから離れられないし、忘れたくないし、忘れない。これからもずっと大好きです。だってまだまだ観てない過去の映像あるもん、現在進行形でいろいろ観てるからね、まだまだ追いかけます。全部観ちゃった後は、また苦しむんだろうけど…それもまあ、仕方ないね。


約9年ぶりに推しができて、毎日が劇的に変わった。黄色や6を見るだけで嬉しかった。メンバーの中からただひとりだけをずっと目で追うって、あまりにも久しぶりすぎたよ。唯一の推しがいるって、とても幸せなことだったね。ずっとずっとユースケくんのことを見ていた時間は、最高に幸せでした。元気をいっぱいいっぱいもらいました。今年の3月も、おかげさまで昔のつらい記憶を思い出すことがなさそうです。ありがとう。

きっとまだまだ泣いちゃうと思うし、悲しくなる。いやいや今も悲しいに決まってんだろ!!ってキレ散らかしそう。でもなによりも、出会えたことがいちばん嬉しい。この気持ちを大事にしたくて、ブログを書きました。


幸せになってくださいという言葉が、ユースケくんを逆に苦しめたこともあったかもしれないけど、祈らずにはいられない。ごめんね、これからも毎日祈ります。どうかどうか、幸せに、つつがなく。


ユースケくん、出会ってくれてありがとう。

幸せにしてくれてありがとう。

これからもずっと佑亮くんが大好きです。




ちゃんちゃん